訪問診療とは、医師が定期的に自宅を訪問し、診療を受けることができるサービスのことです。
リラックスできる自宅で、病院と同じ医療サービスが受けられるならうれしいですよね。
コロナ禍でも話題になっている在宅療養、自宅療養。
コロナ以外ではどんな在宅医療サービスがあるのでしょうか。
訪問診療を受ける条件は?
- 寝たきりの患者
- 病気が悪化して通院できない患者
- 通院時に家族が付き添えない患者
- 終末期で自宅療養を希望する患者
- 自宅での看取りを希望する患者
・・などの患者が対象になります。
なので、自分で通院できる人や家族が付き添える人は基本的には対象外になります。
訪問の回数は?
最低でも月2回、計画的に行われます。緊急時の往診だけ、という利用はできません。
訪問診療では何ができる?
ほぼ、病院と同じような医療サービスを受けることができます。
医師や看護師の問診や診察、相談、投薬はもちろん、必要時の採血や検尿、点滴、在宅酸素、バルーンや胃ろうチューブ、気管カニューレの交換などもできます。
ポータブルで持ち運べる心電図やエコー、レントゲンなどがある医療機関なら、それも自宅で受けることができます。
訪問診療の申し込み方法は?
まずは、かかりつけ医や担当のケアマネジャー、ソーシャルワーカーに相談するといいでしょう。訪問診療を行っている医療機関への案内などを行ってくれます。
1ヶ月の金額は?
健康保険証の種類や年齢、所得、診察内容によって異なります。
まとめ
- 自分で通院できる人は対象外
- 病院と同じような医療サービスを在宅で受けることができる
- 緊急時の往診だけという利用はできない
- かかりつけ医やケアマネに相談すると早い
病院と同じような医療サービスを受けながら、家族がいる自宅で療養できるなんていいですよね。どんどん広まりつつある訪問診療。住み慣れた自宅で最期まで自分らしく過ごせれば・・と思いますね。